mi-happilylife’s blog

コーヒー大好き、何気ない日常をいかに楽しむか、それはわたし次第

【インビザライン歯科矯正】始めました!!


こんにちは、令和初の記事になってしまいました。mi-です。

さて今回は歯科矯正のお話。

中でも注目?のインビザライン矯正をスタートしたので随時報告していきたいとおもいます。

歯科矯正を始めようと思ったきっかけ

幼い頃から歯科衛生士の母もいつも矯正のタイミングを見計らっていたようなんですが
結局できずに大人になってしまった私。
もう生涯始めることはないんだろうなと思っていた30も半ばの雨の日のことでした。

夜職場から早歩きで地下鉄の構内を歩いていた時
びっくりするくらい漫画のようにつるんっと足を滑らせて派手に後ろ向き転んでしまったんです。
前に歩いている人たちもびっくりして助けてくれたくらい派手に・・
大荷物のリュックを背負っていた私はリュックの上にドシンっと仰向けに転び
一人では起き上がれなかったのです。
普通は恥ずかしさが一番にくるのですが、なんか助けてくれたサラリーマンと中年女性の方に感謝の思いが先に来ました。
東京も捨てたんもんじゃないなぁ。このくらい派手に転ぶと見て見ぬ振りできないかwとか。

その次の日でした・・
朝起きると右下の奥歯に違和感・・手で触ってみるとなんか奥の歯茎から飛び出してる!!
ちょっとだけ顔を出してるこれは・・・

エイリアンだ!!!!

いや・・
親知らずかもしれない・・
そう、まさかの前日派手に転んだことで普通20代前半で生える人は生えてしまいいている親知らずが
この歳になって急に出てきてしまったのです!!
いつもないものがあるとこんなにも違和感を感じるんですね。
そしていつものように出勤して朝礼時に職場の子にそのエイリア・・親知らずを見てもらいました。

もちろんみんな大爆笑w
そんなことがあるのか?と疑う様子。

そんな日の夕方、なんだか親知らずの場所がズキズキ痛い・・なんか更なる違和感・・
そこで鏡で見てみるとびっくり!!朝は小さく頭ちょこんと出ていた親知らずが
歯茎をまたいで2箇所からぐんぐん伸びて出てきていたんです!カイワレ並みに成長早く祭ですか!?
すぐに職場の朝見せた子に確認してもらったらやっぱり大爆笑!!

「やばーーーい!何ですかそれ!ww」

ということで急遽翌日には歯医者に行くことに。
世間はゴールデンウィーク中。歯医者空いてるとこあるかなぁと思ったら家から徒歩1分の歯医者が
祝日診療をしているところでとても助かりました。

はい、ここまで全然歯科矯正と話が繋がりませんね。
もうしばらくお付き合いください。

そして私は近場の歯医者で診察してもらうことになったのです。
確かにそれは親知らずでした。
そして相手にされないかも・・と思いながらも転んで生えた話をすると
先生は「そういうこともなくはないんですよ」と信じてくれました。
そして簡単にレントゲンを撮ったのですが
その2箇所から生えてきている生え方は素人が見ても正常じゃなかったので
大学病院を紹介されとりあえず直近の痛みは薬で抑えることに。

ちなみに疼いている時期だと親知らずは抜けないそうです。
親知らずが生えていると常に痛いわけではなく
ストレスや疲れによって痛む時期が出てくるそうで。
なのでまずは痛みを落ち着かせてから抜歯ということになるそうです。

そこで帰宅後、私は親知らずが変な生え方をしていたので
そんなワードとかを検索していたんです。

そこで出会ったのが「歯科矯正」なんです。
いいきっかけになるかな?と思いよくSNSで流れていた
「キレイライン」という手軽な歯科矯正ができる病院の予約をとりました。

そして当日・・
低価格で気軽に短期でできる「キレイライン」の説明を受けました。
そしてもう一つ、同じように短期間でキレイラインの場合は部分矯正なのですが
長い目で健康面まで駆使するなら「インビザライン」がいいんじゃないかというお話もしてもらったのです。
1番目に見える違いはかかる費用でした。
「キレイライン」はキャンペーン中で4万円〜始められるとのこと
部分矯正で(スマイルラインから見える数本のみ)総額約40万前後。
インビザライン」は全部の歯が対象で総額80万でした(病院によって異なります)

私は払う額よりもより効率的で効果的なものをえらタイプなので即インビザラインの方でおねがしました。
そしてこの病院はデンタルローンというものが受けられるシステム(無金利ローン)があったので
50万はクレジット一括で残り30万を月々3万のデンタルローンにしました。
今考えると一括で80万払ったほうがクレジットカードのポイントがたまってよかったかなと少し後悔。

でも毎月引かれる方が「やってる感」あるかなと思いモチベーション維持の為にもローンにしてみました。

そしてインビザラインを始めるまでの準備として
・親知らず全て(生えてきていないものも含め4本)抜歯をすること
インビザラインの型を作る為の型取り
でっかい機械を口に入れてスキャンしまくったりレントゲンを撮ったり。

あともし虫歯がある人は先に治療も必要です。
インビザラインのマウスピースが出来上がるまでに約1ヶ月かかるとのことだったので
その間に親知らずを大学病院で空いてきてくださいねというお話で初日は終了しました。

こんな感じで私は34歳の春、インビザライン歯科矯正を始めたのです。

さて次回は「初めての抜歯編」をお送りいたします。

芸能人は歯が命!一般人も歯が命!?

※ネタバレあり【そんな彼なら捨てちゃえば?】観ました

こんにちは、映画大好きmi-です。

まぁタイトルが私にぴったりじゃない!と思ってレンタルしましたww

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冒頭から刺さりましたね〜女子たちの責任感のないフォローのやり合い。
何度こういった光景を10代の頃から30代になっ今まで繰り広げてきたのだろう。

直球でくる愛は疑うのに、上手くいってない恋はポジティブに捕らえたがる。
これは世界共通なのね、と自分の過去の失敗も客観的に重ねて観ることができました。


劇中には様々なカップルの恋模様が展開され、どこかで繋がっている感じ。
ラブ・アクチュアリー」を思い出す映画でした。

最初はジジに肩入れして見入ってしまいましたが
私が刺さったカップルは7年付き合って同性していたのに
彼が結婚を望んでいなかったベスカップルのラストシーン。

結婚に対する二人の価値観の相違から
愛し合っているのに一度は別れてしまう二人。
でも形式にはとらわれずに、お互いが必要と再確認して
また彼は家に戻ってきます。

そこで捨てられそうになる汚いチノパンを
「大事なものが入ってるかもしれないから捨てる前に見てくれ」と言われます。

そこに入っていたのは指輪でした。

ここで私は涙腺が緩んでしまいました。
なんて素敵!やっぱりプロポーズはサプライズ感あって普通の時がリアル!

女子の憧れる1番のシチュエーションじゃなかったかなぁと思います。
7年は長い!!
私は5年で見切ったけれどそこから更に2年なんて。

そしてアンナたち不倫カップルはどうなるのかと思いきや
やっぱり上手くいきませんでしたね。
やはり悪いことをして幸せになるなんて甘いのです。

あのアンナがコナーからアパートに連れられプロポーズからフラれるシーン。
すごくアンナの心境がリアつに伝わってきて苦しかった。
女子はアパートを見せれてもそこになびくということはなくて
幸せになるのは「あなたじゃない」それを言えアンナは強い。


この人は私だけを見て幸せにしてくれるってわかっているのに
もう気持ちに嘘を付けないんですよね。
女性の強さも見れたシーンでした。

こういう恋に悩める女性の応援映画みたいなラブコメは元気が出ますね。
そして客観視できるのがとても身になります。
今吹っ切れたい、縁を切りたいけど切れないという
一歩が踏み出せない私のようなあなたに見てもらいたい物語でした。

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✳︎ネタバレあり【500日のサマー】なぜ二人は結ばれなかったか

こんにちは、映画大好きmi-です。

今回は以前からオススメされていた映画
「500日のサマー」を時間の余裕うができたので観てみました。
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終始笑えるところがあってヒロインもキュートで見入ってしまいましたが
なんとなーく切なさが残る映画でした。
いつだって自分と重ねて共感しちゃうんですよねw

みなさんはヒロインのサマーの気持ちがわかりますか?
私はすごくわかるんですが、男性にはわかんないでしょうね。

サマーはとても現実的。でも本当は根っから愛を信じていない女性なんていないと思うんです。
ただ本当の愛かわからないうちはガードを貼る。自分が壊れるのが怖いから。

サマーは賢い女性なので最初からわかっていたんだと思う。
トムが自己中心的な自分を幸せにできない男だと。
でも一緒にいるうちに、トムの誠実さには惹かれていったのだと思う。
だから他の人は入れないプライベートな領域まで踏み込めたのだと思う。

でもその分サマーはトムに期待してしまったから
期待どおりの言葉や態度が見れなかったからすれ違っていったんだと思う。

サマーが「もう会うのをやめましょう」といってパンケーキを食べるシーン。

もうまさにデジャブでしたww


私の場合は正式に付き合っていた彼氏でしたが
最後はああやって一方的に別れるといって
私も自分がシドになったような気分でもう耐えられなかったことを告げ
彼はそんなことないと泣いたが
「お腹すいたからお好み焼き食べに行こ」と連れ出し
彼は全然食べずに私だけスッキリしてた。

あの時の気持ちはサマーのパンケーキを食べるシーンと一緒だった。

男性というのは本当にいい意味でも悪い意味でも不器用で鈍感だと思う。
あんなにサマーは不満を顔に出していたのに、嬉しくない慰め方をする。
あれってますます逆効果で不安になるだけなんですよね。

器が小さい男は最後は選ばれないんですよね。

そのあとサマーが出会った人はゴールまでが早かったのがその証拠。
きっと彼はトムほど愛していなかったかもしれないが
サマーを安心させることができる男だったんだと思う。

サマーはトムと結ばれなくて正解。

でもサマーは最後までトムのことも大好きで
心配であの場所に現れてくれたんだと思う。

トムは学習したかな?オータムとはどうかうまくいってほしい。

なんだかサマーにオータムって
スウィートノベンバーみたいな感じだなと個人的には思いました。

ヒロインの雰囲気もなんだか似てません?

自由奔放で賢くて、不可解な行動が多い。
私の理想とする情勢像です。
あんなに美人じゃないけど、中身は似てるとこあるなって思ってしまいました。

本当はこうしてほしとか、本当の愛が欲しいとか
言えないんです。怖くて。

与えてもらうことも怖い、いつかなくなるとどこかで思っているから。
だから結婚もすっごく好きな人じゃなくていいと思ったのかな?

男と女は本当に全く違う生き物なので攻略が本当に難しい。

だから憧れて惹かれて傷つくのでしょうか。

恋とはいいものですね。

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映画「サーミの血」感想 ※ネタバレあり

こんにちは、映画大好きmi-です。

最近知ったサーミ人の映画があると言うことで早速レンタルしてきました。

終始重たい雰囲気の映画ではありましたが深く考えさせられる内容でした。
人種差別が大きなテーマの映画ではありましたがその中で出てくる世界観にも心を打たれました。

映画の内容を話せば重く深くなりますが
今回はキレイな場面を切り取ってみようと思います。

www.uplink.co.jp

1、サーミ人のヘアスタイル

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最初から私が注目したのはキレイに編まれたヘアスタイルでした。
この文化はサーミ人以外でもあると思うのですが日本人にはないですよね。
昔でいうマゲのような物でしょうか。
映画の冒頭はいつ編んでるんだろう?自分でやってるのかな?と思っていましたが
中盤に出てきましたね。あれは仲間同士で編み合うんですね。
私は編み込みのヘアアレンジをするのは慣れていても一苦労。
文化で根付いていると自然と上手に編めるから、敏腕ヘアスタイリストになれますね。
特に主人公の少女の反対サイドから流し編みのアレンジがティアラみたいで可愛かったです。
あっラプンチェルみたいな感じでしたね。

2、ティータイムシーン

最初に出てきたのは先生が主人公の少女を自分の部屋に招き入れるシーン。
「コーヒーでも飲む?」
と言って先生はティーポットを使って花柄のコーヒーカップに注いでくれました。
まるで紅茶を注いでいるかのような、コーヒーの色味は薄めでしたね。
ますます紅茶に見えました。

次はダンスで知り合った彼とのモーニングコーヒーシーン。
少女は彼のコーヒーカップの中にチーズをスライスして入れました。
「美味しいのよ」と。
これは「僕はミルク派なんだ」と取り出しました。
ちょっと試してみてもいいじゃんって思いましたけどね。

3、伝統衣装

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ヘアスタイルと同じくらい印象的だったのが民族衣装。
ネイビー、赤、グリーン、白を組み合わせた
フェルト地でできたコルトという素材。
劇中ではワンピースの中につけ襟のようにハイネックをあとから被っていました。
おしゃれなハイネックとして今でも使いたくなるような配色でした。
少女からすると民族衣装をきていることで、ラップ人だとバレて差別を受けるので
先生の服に憧れたんですよね。
確かに総花柄のオープンからーシャツワンピはすごく可愛くて
私も着てみたくなるなとおもいました。

4、引き込まれる情景

冒頭から登場したラップランドの情景。
スウェーデンの上の方、自然豊かな山の中の草原。
湖で体を洗ったり、雪解け水とも言ってましたね。凍りそう。
雄大な山が一望でき、立派なツノのあるトナカイたち。
とてもじゃないですが私はあの環境では暮らせないけれど
あれだけの自然を浴びて育ったら、いくら土地を離れても
体に染み付いたサーミの血が生まれた聖地へ還りたくなるんだろうな。

まとめ

以上劇中で私が惹かれたシーンをまとめさせていただきました。
あと「ヨイク」もよかったですね。
サーミ人たちの心を落ち着かせる大事な歌。
少女はこの歌をけぎらいしていましたが本当は歌えば自分の心も穏やかになることを知っていた。

日本人の私たちが全く知ることのない世界観と課題をキレイに描写した作品でした。
重い映画だと思わず重い印象で終わりがちですが
目線を少し変えてみると、小さな幸せや誇りの詰まった作品に見えても来ます。
今日も素敵な映画に出会えて私も幸せでした。

銀座のロケーション絶品しゃぶしゃぶ「羅豚」に行ってきました

こんにちは、しゃぶしゃぶ大好きmi-です。

今回はぜひオススメしたい銀座のしゃぶしゃぶを食べてきたのでレポートします。

東急プラザ近くにあるギンザグラッセの10Fにある

「羅豚(らぶ)」というお店です。

エレベーターで10Fまで上がりドアが開くとそこはもう薄暗いラグジュアリー感溢れる店内です。
お会計カウンターがあり、そこで予約を告げると奥のロケーションが抜群の広いテーブルに案内されました。
壁は全面おきなガラス張りで銀座の夜景が楽しめます。


メニューを見ると一品料理もたくさん!
とりあえず王道のメニューを頼みました。
黒豚しゃぶしゃぶです。

しばらくするとびっくりするくらいの山盛りのネギが入ったお鍋が登場。

これがクタクタしぼむ頃にきたーーー黒豚!!
綺麗に並べられたロースと豚バラは食欲を掻き立てます。

そこでボーイのお兄さんがしゃぶしゃぶを作り始めました。

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たっぷりのネギのお布団に寝かされたお豚さん。美味しそうです。
そしてすぐにピンク色に代わり食べごろに。

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このネギをたっぷり巻いて、透き通ったお出汁の中にくぐらせて
いただきまぁ〜〜す!!

一口でパクリです。

うまぁ〜〜

程よく脂が乗った甘みたっぷりの黒豚に臭みのないシャキシャキのネギの歯ごたえと
さっぱりした出汁の旨味が絡み合って、最高のハーモニー。

鼻からも抜ける美味しさでした。

ボーイのお兄さんは何枚か作ってくれていたので
まさか最後までお付きの人か?と警戒していましたが
すぐに退散してくれましたw

ここからはゆっくりしゃぶしゃぶを堪能。


一緒に頼んだ羅豚サラダもほうれん草たっぷりで
ごま油がかおるドレッシングと相性抜群でしたよ。

そして締めはそば!!これがまたさっぱり目で細麺の食べやすいお蕎麦!
なぜか茹でる前に生そばを見せにきてくれるのですが
特にそばの説明はないまま、

「これを茹でます。」

と宣言してくれました。ここで一つ説明などついたら
付加価値が上がるのに勿体無いw

しかし味はもちろんロケーションといい、落ち着いた雰囲気といい、
ぜひ銀座でお食事の際は利用してみてもらいたいです。

寒い冬はお鍋が一番です♪

tabelog.com
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※ネタバレあり「君の膵臓を食べたい」を観てみた感想


こんにちは、映画大好きmi-です。

はい、少し前に話題になったこちらの作品。

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「君の膵臓をたべたい」が地上波放送されていて録画しておきながらも
ずっと温めやっと観ることができたのでレポートします。


正直なところ

「何とも思わない」映画でした。

もともと私は主人公が不治の病的な設定が苦手で
あのセカチューを映画館で見ても泣けなかった人間です。

なんか綺麗すぎて現実味がないんですよね。

今回も話の流れ的にはそんなとこだろうと踏んではいましたが
裏切ることなく病人の学生恋愛ストーリー。

とにかく内容がリアルじゃない、アニメの世界でした。


主人公が可愛いから許されますが役柄に魅力は簡易ませんでした。

唯一少し上がったのは福岡旅行シーン。
若い頃福岡に住んでいた経験があったので福岡の街中や
バイトしていたシーホークホテル、
学問の神様で有名な太宰府天満宮、そして梅ヶ枝餅が出てきたとこくらいでしたw

ただのロケ地に親近感といった感じ。

というか高校生がいきなり遠出したり宿泊したりできるお金ってどこから出てるのよ?

あと主人公が書いていた「共病文庫」これはただの日記なんじゃないだろうか。
そして内容は主人公の男の子に出会ってからのただの恋愛日記。

そしてこれを親と共有しているという、何とも不自然なストーリー。

普通自分の娘が彼氏でもない男の子とお泊まり旅行にいったり
「いけないこと」をしたいなど、そんな内容受け入れる事ができるだろうか?

主人公自体は余命を好きな人と過ごせて全うできたのかもしれないが
その大事な人に思わせぶりな態度をとったり、
自分が仕掛けておいていざ男の顔を見せたら泣いたりと、
なんて自分勝手なんだと理解不能でした。


ちょっとよくわからないけど元彼の存在もなくてよかったと思う。
いきなり出てきて、山もないままいきなり去ったw

あと恭子とガムくんのが結婚式の話をしている時に
「桜良、どう思うんだろう」的なフリがあったので
何か三角関係ですか?とか期待していたが
びっくり!!なんもないー!

ただ「男見るめないからなぁ」というだけのオチ。なんだそれ。

そして春樹への手紙もベタすぎて・・

そして桜良の最期がまさかの通り魔。

もうタイトルの意味もなんもない、膵臓関係ない。
アングル的に膵臓が刺されたようにも見えたが
それならそれでえぐい。

春樹もあんなに何時間待たされてるんだから
もしものことを想定して電話でもするのが普通だろう。
物語の最初から桜良は不治の病だって知っていたんだから。

なんだか最初から最期まで頑張ってみた映画でした。

やはり私は学生恋愛ストーリーが昔から得意じゃないみたいです。
現実はあんなに美しいものじゃないと思うから。
あぁいうのは漫画で見るもので実写化は結局人気が出るのですが
シラけちゃいますね、ファンの方申し訳ございません。

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おばあちゃんとの最期の夜 「さよなら」じゃなく「ありがとう」を

2019年1月25日 未明

大好きなひろこおばあちゃんが天国へ行きました。

 

みなさんにとっておばあちゃんとはどのような存在でしょうか?

物心ついたころにはおばあちゃんはすでにいなかったという人もいますよね。

 

私はとてもありがたいことに父と母の両家にとっての初孫でした。

父も母も三人兄弟の真ん中で他の兄弟よりも早い結婚だったので、私はおばあちゃんも既に亡くなっているおじいちゃんとも思い出がたくさんありました。

 

今回は母方のほうのおばあちゃんです。

ひろこおばあちゃんの私の眼に映る記憶…

忘れたくないのでここに書き留めておきます。

 

1.思い出ドリンク

 

これは間違いなくただ一つ。

オロナミンC』です!!

ひろこおばあちゃんはオロナミンCを健康ドリンクだと思っていました。

会いに行ったら必ず『オロナミンC』を最初に出してきてくれます。

そして帰りに1ケース持って帰りなさいと10本入りをくれました。

台所の扉の中にはいつもケース買いのオロナミンCがストックされていました。

 

そしてだんだん私は大きくなるに連れ、オロナミンCが健康ドリンクではないことを知りました。

でもひろこおばあちゃんは飲ませたくて仕方がありません。

いつだって常温のオロナミンCを飲むのがおばあちゃん孝行だと思って飲み続けたドリンクです。

 

2.思い出お風呂

 

ひろこおばあちゃんの家は昔は薪でお湯を沸かすお風呂でした。

私は小さい頃からトトロみたいと薪を燃やすお手伝いをするのが好きでした。

ひろこおばあちゃんは焼き芋が大好きで薪を炊いてる時に焼き芋も一緒に焼いていることもありました。

そして時々今夜は『田中温泉』に行こうと言いました。

おばあちゃんの家から30分くらいのところにある温泉というより銭湯です。

まだ幼かった私ですがここでサウナを覚え、大人の真似事をして水風呂に浸かったりしました。

今は全然入らないけど。

そしてお風呂あがりにアイスクリームを買ってもらうのが定番コース。

私がアイスクリームのショーケースから選ぶのはいつも『おとぼけくん』という

棒状で半分がチョコ味、半分がバニラ味になってるアイス。

私はこのアイスが食べたくて

「田中温泉行こうか?」と言うひろこおばあちゃんの言葉が好きでした。

 

3.思い出お土産

 

まだおじいちゃんが生きてた頃(おじいちゃんもおばあちゃん以上に優しかった)おじいちゃんが競馬が好きで、私の住む地域の競馬場に毎週のように通っていました。

もちろんひろこおばあちゃんも一緒にうちまで遊びにきてくれました。

その時必ずお土産として持ってきてくれていたのは『ふ〜らんのたこ焼き』でした。

 

ここのたこ焼きはタコが本当に大きくて、さらにだしの効いた生地も美味しくて絶品でした。

おじいちゃんの車が見えたら『ふ〜らんのたこ焼き』と喜んでいたのを覚えています。

 

4.思い出ごはん

 

ひろこおばあちゃんは小さい頃から会いに行くと必ず「ジョイフルいこうよ」と言っていました。

ジョイフルとはおばあちゃんの家からほど近くのファミレスのことです。

一緒にご飯が食べたいといつも里帰りをした家族を誘ってジョイフルに行きたがりました。

ひろこおばあちゃんはただ家族揃ってごはんを食べることに喜びを感じていました。

必ずお会計の時は私に財布を渡して、そこから出すようにと言われてました。

そしていつも「お腹になった?」と聞いてきます。

 

私もよく人に聞くのですがこれって共通語じゃないんですね、「お腹いっぱいになった?」って言う意味で使うんですが、これはひろこおばあちゃんの造語だったんです。

 

5、思い出おこづかい

 

ひろこおばあちゃんは地元から車で30分くらいのところに住んでいて、小さな時から月2回ほどは里帰りをしていました。

そして小学生くらいの時から会うたびにお小遣いをくれました。

だいたい決まって帰りがけの車に乗り込もうとした時に、「お母さんには内緒よ」といって千円札を握り締められました。

私と妹に一枚ずつ、子供ながらに時々断るんですが受け取るまでねじ伏せられます。

そしてもちろん母にもバレていました。

 

ひろこおばあちゃんは決して裕福な生活をするほど稼いではいませんでした。

母によく聞いていたのは堅実で自分のためにお金を使うところはほとんど見たことないと。

若い頃から力仕事をして先に残る子供たちや孫たちに残しておけるように一生懸命働いていました。

 

6、おじいちゃんの介護

 

先に他界してしまったおじいちゃんは長い間【がん】で病気療養をしていました。

色んな病院に転院して最後5年とかはずっと病院生活でした。

そんなおじいちゃんの側を片時も離れず介護をしたのはひろこおばあちゃんでした。

片道2時間以上電車でかかる病院にも入院しているおじいちゃんのために一週間に何度も通っていました。

 

最後おじいちゃんが亡くなった時、ひろこおばあちゃんはずっとずーっと泣き続けました。

誰かが隣で支えてあげないと倒れそうなくらいに「父さん…寂しい」と泣き続けました。

私は自分より大きなひろこおばあちゃんの手を握り肩をさすってなるべく側にいました。

今回遺影の写真などを探さなくてはいけなくて、アルバムを漁っているとおじいちゃんの葬儀の写真が出てきました。

本当にどの写真に写るひろこおばあちゃんも涙を流している写真ばかりでした。

 

ひろこおばあちゃんはおじいちゃんのことが本当に大好きで側で介護をすることが生きがいだったのです。

おじいちゃんが亡くなってからは

「父さん私も連れてって…」と弱っている時期もあり心配したものです。

すっかり弱ったひろこおばあちゃんでしたが、おじいちゃんはちゃんと生かしてくれた。

ありがとうおじいちゃん。

 

7、思い出ペット

 

ひろこおばあちゃんはとにかく動物が大好きでした。母が幼い頃からあらゆる動物を飼っていたとは聞いていました。

うちもウサギや犬や猫など飼ってきましたが、ひろこおばあちゃんの愛情表現はすごかった。

子供の名前を呼ぶようにペットたちを読んでは手名付けます。

まるでムツゴロウさんのように生き物に愛情深かったひろこおばあちゃん。

生前おじいちゃんとおばあちゃんの運動の為に2人の元にジローという犬が来ました。

健康的で本当に可愛いミックス犬。

 

おじいちゃんが先に他界してからもジローがいたからひろこおばあちゃんは生きてこれたんだと思います。

そんなジローにも最後はきます。犬は人間より寿命がずっと短いですからね。

最後はひろこおばあちゃんがずっと抱きかかえて天国に行ったそうです。

 

ひろこおばあちゃんはおじいちゃんのこともジローのことも寂しい思いをさせないように、めいいっぱいの愛を注いで、最期の時を見送りました。

やっぱり最後は女の人が強いなぁと思うのは二人のおばあちゃんを見てきたからだと思います。

 

8、入退院を繰り返す日々

 

そんなひろこおばあちゃんも、もともと糖尿病もあり【がん】も見つかりました。

それからは家と病院の生活を行ったり来たり。

もう10年近く病気療養をしました。

1人で生活することが困難になったひろこおばあちゃん。古い母屋を建て直して母の妹夫婦が同居することになりました。

最初は頑なに家を壊したがらなかったひろこおばあちゃんでしたが、昔の家は寒いし広いし、段差は多いし生活するには困難でした。

そこで最後は受け入れ新しい住居を建て直したのです。

 

それでも家に入れる期間はあまり長くはありませんでした。私といるときにいきなり意識を失って痙攣を起こし救急車を呼んだこともあります。

足をふらつかせてストーブに座り込んで大やけどをしたり、散歩中に派手にこけて大けがをしたり。

ひろこおばあちゃんは体が弱っているのに、ゆっくり休むということを知らない人でした。

時間があるなら家族のために家事を手伝ったり、お芝居を観にいったり、私もおばあちゃんになったらこういうタイプなのかなと思います。

 

私が地元を離れて暮らすようになりましたが、母がお見舞いに行く度に「みーちゃん(親戚はみな私をそう呼びます)はいつ帰ってくる?」

「いい人は見つかったのか?」「みーちゃんの赤ちゃんを見ないと逝けない」と口癖のように言っていたそうです。

 

そしていつも病室の仲間たちに私のことを「出来のいい孫」と自慢していたそうです。

 

私も半年に一度は必ず地元に帰り少し離れたひろこおばあちゃんに会いに行っていました。

だいたいトボけた顔をして「あら?みーちゃんか」と決まって言うんです。

私はおばあちゃんと話すときは手を握って会話をします。

耳もすっかり遠くなり、少し私のこともわからなくなるようになってきたので、同じ話を何度も何度も話します。

ひろこおばあちゃんはいつもとても嬉しそうにしてくれました。

そして「また帰っておいで」と言ってくれていました。

 

最後にあったのは秋のはじめ。

もうだれが誰かあまりわからなくなっていました。

でも私が面会に行った日は体調もよかったようで「あー…みーちゃんか」と言ってくれました。

もうほとんど会話ができない状態だったそうですが、私のことをわかってくれたんです。

私はその時ひろこおばあちゃんのお着替えを手伝いました。

すっかり痩せてしまった体、朦朧とする意識、そんなひろこおばあちゃんを見て、今回もちゃんと会いにきてよかったと心から思いました。

 

そしていつものように手を離す前も「またくるね」と笑顔で別れたのです。

 

9、最期のお正月

 

そして容体は良くなることはなく、いつでも覚悟しておくようにと度々話が上がりました。

家族は財産分与の話し合いも始めていました。

ドロドロした話し合いではなく、ひろこおばあちゃんの意思を尊重しようという形で。

 

そしてこのお正月はひろこおばあちゃんに外出の許可が出ました。

娘息子、孫(私以外)が集まって賑やかなお正月を過ごしたそうです。

ひろこおばあちゃんは本当に楽しそうに久々によく食べたそうです。

本当にこの会があってよかった、ひろこおばあちゃんがいつも嬉しそうにしてたのはみんなで食べるごはんです。

ずっと家に帰りたかった、でも帰る家がどこかも忘れかけていた、そんなひろこおばあちゃんは当たり前に帰る場所があったのです。

 

10、千の風になる

 

そしておばあちゃんが逝ってしまいました。

私は夜中に父からの電話で報告を受けたのですが、電話が鳴った途端、覚悟はしていました。

夜中だったのですが帰る準備しないと、職場に連絡入れたりシフト調整しないと、という気持ちで変に冷静で泣けずに眠りにつきました。

 

翌日空港で無事に機内に乗り込んだときに涙が溢れてきました。

「もうすぐ会える、待ってて。」

 

そしてひろこおばあちゃんの顔を見ましたが、何故か涙が出ず普通に話しかけていました。

「帰ってきたよ、あら?少しお化粧濃くない?」とか顔を触って肩を撫でました。

そして久々に会う親戚に元気に挨拶して周り楽しい夜を演じました。

母も笑ってばかりで全然泣きません。

気になって「お母さん大丈夫?」と話しかけると

「まだ泣いてなんかいられない」って。

いざという時、本当に母は強いんです。

自分のことより周りを優先して気配りをします。私も初孫としてはまだ泣いてはいけないと思いました。

 

翌日のお通夜

ひろこおばあちゃんが祭壇に運び込まれました。ここで遺影にスライドショーが流れ始めたんです。

その写真の中にはほとんど私が写っていました。

他の孫たちが嫉妬しないかというくらいに、ひろこおばあちゃんの目の先には私がいて、どれだけ愛されていたかが忘れていた幼い時期も含めて、わかってはいたものの心があったかくなり、もう溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。

 

すぐにでもまだ思い出せる

ひろこおばあちゃんが私を呼ぶ声も、いたずら顔をして冗談を言う姿も、手の温もりも。

 

私は本当に恵まれていて、誰よりも長いあいだ大事に大事に愛されていました。

ひろこおばあちゃんの願いは生きてる間には叶えてあげられなかったけど、きっといつかひろこおばあちゃんから注いでもらった愛を繋いでいくから。

 

ひろこおばあちゃんの姿在るのは今日の夜が最期。

明日は亡き姿で千の風になります。

最期の夜は「さよなら」じゃなく「ありがとう」の言葉を。

 

きっと明日は母が泣き崩れてしまうから。

まぁいつも父が誰よりも強く母を愛し守ってくれているので大丈夫だと思うけど、

いつも辛い時に励ましてくれる母を今支えなくていつ支えますか?

 

私は長女で初孫である役目を全うしなくては。

 

ひろこおばあちゃんが幸せな最期でよかった。

あなたが守ってきた家族はみんな愛情に溢れていて、とても穏やかです。

安心して天国のおじいちゃんとジローに会いに行ってください。

 

また生まれ変わったら私を見つけてくださいね。

私のおばあちゃんでいてくれて本当にありがとう、ひろこおばあちゃん。